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ならまち月燈は3年目を迎えました

女性臨床鍼灸3年目に想うこと

 今月16日に女性臨床鍼灸ならまち月燈はおかげさまで丸二年、三年目を迎えます。

本当に有難いことに、地縁も血縁もないこの地に、直感だけで開院いたしましたのに、今ではご予約が取れないとお叱りを受けるくらいにたくさんの患者さんが通って下さるようになりました。

 

当院は鍼灸指圧院ですが、女性のこころとからだに寄り添いたいという当初の志通り、いらしてくださる患者さんはここで泣いたり笑ったり、ご自分の物語を話してくださったり、ただ鍼灸やマッサージを施す場ではない親密な空気の流れる場としてこころとからだをゆるし、ほどいてくださる場として機能しているように思います。

 

年齢は十代から八十代まで、症状は頭痛、肩こり、腰痛、更年期症状、自律神経失調症、不妊、アトピー、関節リウマチ、と多岐にわたりますが、家事、仕事、子育て、介護に奔走されながら、ゆっくりご自分の時間をとることも叶わず、後回しになりがちな中、やっとたどり着いて下さるような方が多いです。

 

未熟な私は、鍼一本であっというまに全快!というわけにはもちろんいかず、どちらかというと鍼や指圧をつかったカウンセリングというような時間を患者さんと共有し、一緒に悩みながら前に進む・・・という時間を重ねます。

 

もちろん、患者さんのなかには病院に通いながら、投薬を続けながら・・というような方もいらっしゃいますし、検査を受けてもどこも悪くないけど、調子が悪いといういわゆる不定愁訴の方も多いですから、早くよくなりたい方が多いはずです。

 

でも、こころとからだを柔らかくする時間を重ねることで、よくなっていかれることが多いことを私は実感しています。半年、一年、二年と通ううちに、もうどこも悪くないんだけど・・・と笑いながら、ここで過ごす時間を楽しみに通ってくださる方も多くなってきて、有難いことだと手を合わせつつ、治療家としてはどうなのか?と自問自答しながらも、患者さんの人生に寄り添う伴走者のような気持ちで施術時間を過ごしています。

 

当院にいらっしゃる女性は、まず間違いなく真面目です。

真面目で一生懸命努力される方が多いです。そして、努力していろいろなものを叶えてこられた方がほとんどです。

でも、年齢を重ねるにしたがって、努力だけではどうにもならないことも多くなってきます。

真面目だからこそ、そこでまた一生懸命頑張るのです。

頑張ることはもちろん素晴らしいことです。でも、そのおからだはバリバリに強張っていることが多いのです。

 

私は、そういうおからだに触れるとギュウっと心臓を掴まれたような気持になります。

緊張が伝わり、こちらもギュウっと力が入る感じ。

それを、お話を伺いながら、呼吸を整えていただきながら、あやとりのもつれた糸をほどくように、ふわっふわっとゆるめていくことに意識を注ぎます。

 

鍼やお灸、指圧マッサージはそのための道具です。

もちろん、東洋医学の知恵そのものに頼ることもありますが、基本的にはこころとからだの結ぼれをほどくことに心を尽くしています。

 

あくまでも、鍼灸マッサージは自己治癒力発動のためのスイッチであって、主体は患者さんにあると私は思っています。

 

今、おきている症状はあなたの後半生を生きるためのからだからのメッセージです。

しっかりとその声に耳を傾け、よりよい人生を送ってほしい。

私はいつもそう祈りながら施術しています。

 

 

これからも、ならまち月燈はそういう場であり続けたいと思っています。

一人でも多くの女性が楽に楽しい、生きがいのある人生を送ってくださるための応援団長でいたいと思っています。

つらくなったら、どうぞならまち月燈を思い出してください。

 

そういう場であり続けるために、同志を求めています。

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