初めての方に


はり

ならまち月燈で使う鍼

鍼というと、痛そうという先入観があるのではないでしょうか?月燈で使う鍼は髪の毛よりも細く、深く刺入しないのでほとんど痛みを感じません。

 

鍼には色々な流派があり、治療に要する本数も一本から何百本まで、深さも皮膚に触れるぐらいから深部の神経をめがけて数センチの深さまでと様々です。

 

それぞれに理論がありどれが正しいというわけではなく、治療者の依って立つ理論と感受性、患者さまとの相性だと私たちは考えております。

 

私たちは自分自身が痛みに弱いこともあり、痛くないこと、気持ちいいことを優先して鍼治療をいたしております。

 

提鍼という、鍼を刺入しない皮膚への接触だけの技法での治療もご選択いただけますので、ご相談ください。

 

また、鍼はディスポーザルという一本一本包装された使い捨てのものを使用いたしますので、感染へのご心配もご不要です。

ならまち月燈の鍼は、患者さまの痛みに配慮した、気の流れを変える優しい鍼です。


お灸

ならまち月燈で使うお灸

お灸は関西ではやいとといわれ、伝統医療、民間医療として根付いていたものですが、一方ではやいとをすえるという言葉が慣用句になっているように、罰っする、熱く苦痛なものというイメージがあるのではないでしょうか?

 

近年、お灸女子という言葉が脚光を浴びていますが、女性にとってお灸は、月経に付随する症状、不妊、更年期症状など大変な力を発揮します。

 

特に慢性疾患は、セルフケアも含めて、ご自分の身体を愛おしむ気持ちでゆっくりとお灸で改善していくことができます。

 

昔は弘法の灸、こんぴら灸に代表される熱刺激で皮膚組織を焼き、灸痕が残る治療が当たり前でしたが、今は台座灸、間接灸と言われる心地よい温熱刺激が主流です。

 

近年、冷えは万病の元として広く認知されるようになってきましたが、お灸の心地よい温かさは、患者さまご自身の気を巡らし温める力を引き出します。

 

ならまち月燈のお灸は、いつも気を張り頑張り続ける女性の気を緩め、縁側で日向ぼっこをしているような気持ちのいい心休まるお灸です。

 


指圧マッサージ

マッサージの一般概念には、リラクゼーションも含めた多種多様なものがあります。国家資格である按摩マッサージ指圧師にも、師事する師、依って立つ理論により、施す手技は様々です。

 

ならまち月燈の手技は、関西伝統指圧に基本を置き、指圧掌圧により深部にまで心地よい圧が染み入ることを重視いたしております。患者さまがイタ気持ちいいと感じる最適な圧を診断即治療と言われる手技で探りながら治療していきます。

 

指圧整体は慈愛を根底にした治療法です。からだの不調は、永年の姿勢のゆがみ、呼吸の癖などからだ由来のみならず、感情想念の偏りや抑圧などこころからからだへのSОSであることも多いです。

 

不調を絶好の機会ととらえ、からだを正すことで、今後の生き方まで考え直すような場になりたいと思っています。