どの年代にもいえることですが、現代の女性の見た目は若いです。
40代といえど、20代女性と見間違うような若々しさを保っていらっしゃる方も少なくありません。
ただ、髪の毛を染める、アンチエイジング化粧品でケアする・・といったことで、カバーできる外見とは違い、内臓、骨、関節といった各器官は確実に年齢を重ねています。
もちろん、細胞は日々生まれ変わっていますので、電化製品のようにただただ古びていく・・わけではなく、常にリフレッシュされているのですが、だんだんそのターンオーバーは長くなっていきます。
また、20歳と29歳は20代、30歳と39歳を30代とひとくくりにすることは、おからだの状態から見てあまり無理のないくくりかたになりますが、40歳と49歳は40代とひとくくりにすることが、大変乱暴なまとめ方になります。
40代前半は、まだ生殖可能年齢でもあり、個人差はありますが、30代後半のからだと大きく変わることはありません。
変化が大きいのは、やはり40代後半、閉経が視野に入った、いわゆる更年期といわれる時期の入り口でしょう。
まず、ホルモンバランスの崩れからくる更年期症状。
ホットフラッシュ、体温調節がしにくい、めまい、耳鳴り、なにもする気がおきない・・・、朝起きるのがつらい、
眠れない、朝早くに目が覚める、首こり、肩こり、冷え症・・・
問診票にご記入いただく時点で、改めてご自分にあてはまる症状の多さに驚かれる方も本当に多いです。
これだけ多くの症状を抱えながら、頑張れない自分を責められる方もまた多いのです。
真面目に、一生懸命、家事、お仕事、子育て、介護をこなし、自分のことは後回し、お金や時間をご自分のために使うことにためらわれる女性。
でもどうかお考えになってください。
社会も家庭も女性が笑顔でいてくださらないと、本当に暗くてつまらない。
とくに40代女性は、いろいろな意味で中核になるからこそ、まずは人生の折り返しにかかるこの時期に、ご自分のおからだの声によく耳を傾け、ゆっくりと愛おしむ時間を持ってほしいのです。
ここでこころとからだを整えることをしっかりと身に着けると、人生の後半戦にむけて素晴らしいスタートが切れます。
ならまち月燈では、まずいまのご自分のおからだの状態を把握して頂き、日々のお疲れをとり、緊張をゆるめます。
それだけでも、あなたのこころが変わります。
嫌だったルーティンも、重い人間関係も、あなたの観る目が変われば、世界が変わるのです。
東洋医学は、中庸を重んじる学問です。
まず、ご自分の中庸がどこにあるのか、目盛りをご一緒に探しませんか?